熱風

(C)1943 TOHO CO.,LTD
九州のとある製鉄所。製鉄課長・佐々木を中心として監督員・菊地、「溶鉱炉の神様」と呼ばれるベテランの吉野らが集まり職場会議が開かれていた。議題は「第四溶鉱炉の能率引き上げ」についてだった。第四溶鉱炉は、低能率と事故の頻発をもって“魔の溶鉱炉”と怖れられていた。菊地はこの溶鉱炉の専任監督員を買って出た。伍長には柴田健介が任命された。その折り溶鉱炉が暴走、工員が負傷したが、柴田は身体を張って爆発の危険を未然に防いだ。ある日、柴田は新入社の女事務員・平沼久美子に声をかけられる。同じく事務員として勤務している康子の父は、第四溶鉱炉の犠牲になり、叔父の吉野の家に身を寄せていた。
公開日
1943年10月7日(木)
監督
山本薩夫
脚本
小森静男 八住利雄 岩下俊作
撮影
木塚誠一
音楽
江文也
出演
藤田進 原節子 進藤英太郎 花井蘭子 沼崎勲 菅井一郎 清川荘司 高野由美
製作年
1943
製作国
日本
上映時間
102
配給会社
東宝

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